#34 ロンバルホールデム

2〜11人用ポーカーゲーム。「ロンバルディアの王冠」のカードを使う。全員が2枚ずつ手札を持ち、共用のコミュニティカード5枚と組み合わせて役を作る。最も強い役を持っていたプレイヤーが賭け金を総取り。最初にコインが16枚になったプレイヤーの勝ち。なおコインはサプライからも供給されるので、プレイヤーが持つコインの総数は増え続ける。

 

使う物

  • 「騎士」カード1〜11
  • 「貴族」カード2〜10
  • 「司教」カード4〜8
  • 「王子」カード4・6・8
  • コインチップ

 

始め方

  • 席順と最初のディーラー(カードを配る役)を決める。
  • 全員にコインを8枚ずつ配り、残りをサプライに置く。

 

遊び方

  • 28枚のカードをよく切る。
  • 各プレイヤーに2枚ずつ配る。これは本人だけが見る事のできる「ホールカード」である。
  • 山札から3枚めくり卓に置く。これは共用の「コミュニティカード」である。
  • サプライからコイン1枚を取ってポット(賭け金置き場)に入れる。
  • ディーラーの左のプレイヤーから順に、時計回りで1回ずつ手番を行う。できるアクションは以下の3種類:
    • コール:所持金からコインを1枚出してポットに入れ、ホールカードのうち1枚を選んで公開する。
    • ダブル:所持金からコインを2枚ポットに入れ、サプライからも1枚ポットに入れる。
    • フォールド:このラウンドを降りる。次のラウンドまでゲームに参加しない。
  • 全員がアクションを終えたら山札からもう2枚めくり、コミュニティカードに追加する。
  • フォールドしていないプレイヤー全員のホールカードを公開する。
  • それぞれホールカード2枚とコミュニティカード5枚の計7枚から自由に5枚を選び出してポーカーの役を作る。
  • 最も強い役を持っていたプレイヤーがポットにある賭け金を総取り。
  • ディーラーが左のプレイヤーに移って次のラウンドへ。
  • 誰かのコインが16枚になった時点で決着。
  • 所持金が足りなければいつでもサプライから借りてよい。

 

役の作り方

  • ポーカーと同じ。ストレートフラッシュ>フォーカード>フルハウス>フラッシュ>ストレート>スリーカード>ツーペア>ワンペア。
  • 王子3枚が揃った場合は「ロイヤル」として最強の手。
  • 王子2枚はオールマイティ1枚として使える。
    • 任意のスートの1〜11になる。司教の1など存在しないカードも可。
    • オールマイティ1枚を含めて5枚になる様に選び出す。つまり4枚+王子2枚の計6枚を使う事になる。
  • 役の強さが同じである場合、次の方法で勝者を1人にする:
    • ワンペア・スリーカード・フォーカードなら数字の大きい方が強い。
    • ツーペアは大きい方のペアの数字を比べ、同じなら小さい方を比べる。
    • フルハウスはスリーカード部分の数字を比べ、同じならペア部分を比べる。
    • ストレート・フラッシュ・ストレートフラッシュは最も大きい数字を比べる。
    • 役に含まれる数字も同じであれば、ホールカードのうち数字が大きい方同士を比べる。
    • 数字も同じであれば王子>司教>貴族>騎士の優先順位になる。

ロンバルディアの王冠 1人用ルール

ロンバルディアの王冠を1人で遊ぶルール。自動制御のAIと対戦する。

 

2人用ルールからの変更点

  • 貴族は2/3/4枚捨てて+1/+2/+3点になる
  • プレイヤーとAIで対戦する
  • 捨て札および双方の手札は全て公開
  • AIがドラフトするカードはプレイヤーが自由に決める
  • ドラフトはプレイヤーの手番の時だけ行う(AIの手番ではカードを引かない)
  • AIの手番では、AIは使えるカードを全て使う
    • 司教があれば全て公開する
    • 貴族が2枚以上あれば全て捨てて得点にする(5枚なら2枚と3枚の組み合わせと見なされ+3点)
    • 騎士の3枚組があれば捨てて攻撃する(6枚あれば2回攻撃する)
      • AIの攻撃が成功した場合、プレイヤーの手札に一番多いカードを捨てさせる
      • 同数であれば王子>司教>貴族>騎士の優先順位
    • 王子が3枚あれば公開して勝利する
    • 王子が2枚ある場合、AIの手番では司教としてのみ用いる(貴族として捨てたり騎士として攻撃はしない)
  • プレイヤーが騎士で攻撃した場合、AIは可能なら防御する
    • AIの手札に騎士1枚と王子2枚がある場合、王子2枚を騎士として使い防御する
  • プレイヤーの手番が終わった時、およびAIの手番が終わった時、AIの手札が5枚に満たなければ5枚まで山から補充する
  • AIに手札上限は無い
  • プレイヤーは通常通り手札7枚が上限

ロンバルディアの王冠 調整版ルール

「ロンバルディアの王冠」のバランスを改善し戦略性を高めるルール調整。

ロンバルディア

  • 貴族の効果を「2枚捨てて2点」から「2/3/4/枚捨てて1/2/3点」に変更

つまり2枚まとめて捨てたら1点、3枚捨てたら2点、4枚捨てたら3点。今までよりも使うタイミングが重要になるぞ! 手持ちのカードでやってみよう!

「ロンバルディアの王冠」はここから買えます:
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高円寺すごろくや
秋葉原RRS

#24 ロンバルディアの王冠

リードデザイナー:やがもん

2人用カードゲーム。同種のカードを揃えて得点を稼げ!

 

ストーリー

偉大な王が死に、王国は跡目を巡って分裂状態になった! 三人の正当な継承者は流浪の身になっている。家臣団を引き入れ、流浪の王子を救い出して権力の座を手にせよ!

 

内容物

  • 王子カード3枚
  • 騎士カード11枚
  • 貴族カード9枚
  • 司教カード5枚
  • 前衛的スコアカウンター

 

始め方

  • 2人で遊びます。
  • 王子と司教を1枚ずつ取り出してくじ引きをします。王子を引いたら先に手番を行います。
  • 王子2枚と司教1枚を捨て札にします。
    • 捨て札は全て裏向きです。例外はありません。
  • 残りの25枚をよく切って山を積みます。
  • 5枚ずつ配って手札にします。
  • 挨拶をして試合開始!

 

勝利条件

  • カードを使って勝利点を獲得し、先に10点になったら勝ち!

 

遊び方

  • 手番の来たプレイヤーは山から3枚引き、自分だけで見ます。
    • ここから1枚選んで自分の手札にします。
    • 残り2枚を相手に渡します。
    • 相手は2枚の内から1枚選んで手札に加え、残り1枚を捨てます。
  • 手番のプレイヤーは自分の手札を使うことができます。
    • 回数に制限はありません。
  • それが終わったらターン終了を宣言します。この時手番プレイヤーは手札が8枚以上あったら半分(端数切り捨て)を選んで捨てます。
  • 相手の番になります。どちらかが勝利条件を満たすまで交互に手番を繰り返します。
  • カードを引こうとした時に山札が1枚も無かったら、捨て札を切り直して山を積みます。

 

カード一覧

  • 王子:
    • 3枚の王子を公開すると勝利。
    • 2枚の王子は司教/騎士/貴族1枚として使える。
  • 司教:
    • 司教を3枚公開すると+1点。
    • 司教を4枚公開すると+2点。
  • 騎士:
    • 騎士を3枚捨てると攻撃。相手の手札を見てそこから1種類を全て捨て、捨てた枚数だけ点を奪う。
    • 攻撃を受けた時騎士を2枚捨てればそれを防げる。
  • 貴族:2枚捨てて+2点。

 

疑問の解消

  • 同じ司教は1回の手番で1回だけ公開できます。
  • 公開した司教は手番の終わりに手札に戻ります。
  • 手札が8枚を超えた時に捨てるカードは公開する必要がありません。
  • 王子2枚を司教として公開した後、騎士/貴族として捨てられます。
  • 騎士で攻撃を成功させても、相手の勝利点が0なら点を奪う事はできません。 点はどんな場合も0未満にならず、 あなたが獲得するのは実際に減らした分だけです。