スパ帝国ゲーム制作会が無事に終了。参加者は入れ替わりつつ15人ほど。密度の高いテストプレイを繰り返し、全てのプロトタイプを完成まで持っていく事ができた。来てくれた皆ありがとう!
#1 iMperium
完成→完成(そのまま)
ゲームバランスの良さを再確認。勝利条件が多様である事からゲームの進め方が分かりにくいという問題も確認。得られた知見をもとにiMperium 2の制作にかかる。
#2 Bump! プロトタイプ2
プロトタイプ→完成
大富豪に近い感覚のゲームに。読みの材料もそれなりにあり面白い。
・52枚のトランプを13枚ずつ配る。山札は無し。
・親が2巡したら終了。
・数字はAが最強。次がK。
#2 Bump! プロトタイプ3
プロトタイプ→ボツ
ジャンケンのカードはいささか分かりにくく、読みの材料としても弱い。一旦制作を放棄し、アイディアを流用して他のゲームを作る可能性を残しておく。
#3 Gift
プロトタイプ→完成
面白かったが、汚い大人同士の対戦は壮絶な足の引っ張り合いに。そういうゲームとして完成させる事に。
・山札が尽きた場合は引き分けでなく全員負けとし、互いに汚い大人と罵り合う。
・人数は5人に固定。
・一番手の最初の順番はカードを引かない。
・公開手札は小さい数字から順に左から並べ、同じ数字は縦に重ねる。
・他のプレイヤーを勝たせるしか行動選択肢が無く、かつ誰を勝たせるか選べる場合、次の順番が早く来る方を勝たせる。
#4 ぷにぅめくり
ほぼ完成→完成
ことによるとこれが一番面白かったかも知れない。単純ながら熱くなれるゲームであった。
・ぷにぅ8枚、家紋3枚に変更。シャッフルした後1枚裏向きで取り除き、残りの10枚で試合を行う。
#5 ロシアンダイス
プロトタイプ→完成
大勢で遊べるパーティゲーム。参加者が悔しがる事で場を盛り上げる。これも中々の評判。
・ドボンしたプレイヤーはその場で立つ。最後まで座っていたら勝ち。
・人数はかなり自由である事が判明。2人〜無制限。
・起家も反時計回りで順繰りにする。
#6 バベル!
完成→完成(変更無し)
クリア可能な事が判明。
#7 Q.E.D.
ほぼ完成→完成
卓が立つ程度には好評。学習塾で遊ばれる事になった。
・誰かが解なしを宣言してから10秒以内に他のプレイヤーが解を見つけられなければ、宣言したプレイヤーの勝ち。
#8 家紋めくり
プロトタイプ→ボツ
とにかく確率計算が難しい。胴元が有利な調整をすると楽しさが失われる。一旦廃棄し、アイディアを他に再利用する。
#9 九年戦争
プロトタイプ→完成+拡張ルール
好評。2人用に加えて3人用・4人用ルールも生まれた。
・得点札は4〜10の数字をそれぞれ2枚ずつ用いる。
・3人用ルールは10ラウンド制の十年戦争となり、A〜10の札を使う。2人が同じ数字を出したらもう1人が勝つ。Aは「10の札が場に出ていると11の強さになる」。
・4人用ルールは13ラウンド制の十三年戦争。A〜Kの札を使い、ペアを組んで2対2で戦う。相互の相談や通信は無し。チームの合計得点を競う。なお同じ数字の組は1人のプレイヤーが揃えなくてはならない。チームメイト甲と乙がそれぞれ8の札を持っていても+10点にはならない。Aは「Kの札が場に出ていると14の強さになる」。
#10 へびすごろく
意外に盛り上がる。相手の尻尾に噛み付く事を「掘る」と呼称していた。
・ダイスの目を見てパスもできる。
・カードは40枚。
会合は大成功。プロトタイプを全て完成させた上、どれが面白いかも選抜できた。また色々と作り溜めてテストプレイを行う予定である。皆ありがとう!
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途中参加でしたが、どのゲームでも楽しませて頂きました。スパ帝、みなさん、ありがとうございました!