2011/9/19テストプレイオフ終了報告

スパ帝国ゲーム制作会が無事に終了。参加者は入れ替わりつつ15人ほど。密度の高いテストプレイを繰り返し、全てのプロトタイプを完成まで持っていく事ができた。来てくれた皆ありがとう!

 

#1 iMperium

完成→完成(そのまま)

ゲームバランスの良さを再確認。勝利条件が多様である事からゲームの進め方が分かりにくいという問題も確認。得られた知見をもとにiMperium 2の制作にかかる。

 

#2 Bump! プロトタイプ2

プロトタイプ→完成

大富豪に近い感覚のゲームに。読みの材料もそれなりにあり面白い。

・52枚のトランプを13枚ずつ配る。山札は無し。

・親が2巡したら終了。

・数字はAが最強。次がK。

 

#2 Bump! プロトタイプ3

プロトタイプ→ボツ

ジャンケンのカードはいささか分かりにくく、読みの材料としても弱い。一旦制作を放棄し、アイディアを流用して他のゲームを作る可能性を残しておく。

 

#3 Gift

プロトタイプ→完成

面白かったが、汚い大人同士の対戦は壮絶な足の引っ張り合いに。そういうゲームとして完成させる事に。

・山札が尽きた場合は引き分けでなく全員負けとし、互いに汚い大人と罵り合う。

・人数は5人に固定。

・一番手の最初の順番はカードを引かない。

・公開手札は小さい数字から順に左から並べ、同じ数字は縦に重ねる。

・他のプレイヤーを勝たせるしか行動選択肢が無く、かつ誰を勝たせるか選べる場合、次の順番が早く来る方を勝たせる。

 

#4 ぷにぅめくり

ほぼ完成→完成

ことによるとこれが一番面白かったかも知れない。単純ながら熱くなれるゲームであった。

・ぷにぅ8枚、家紋3枚に変更。シャッフルした後1枚裏向きで取り除き、残りの10枚で試合を行う。

 

#5 ロシアンダイス

プロトタイプ→完成

大勢で遊べるパーティゲーム。参加者が悔しがる事で場を盛り上げる。これも中々の評判。

・ドボンしたプレイヤーはその場で立つ。最後まで座っていたら勝ち。

・人数はかなり自由である事が判明。2人〜無制限。

・起家も反時計回りで順繰りにする。

 

#6 バベル!

完成→完成(変更無し)

クリア可能な事が判明。

 

 

#7 Q.E.D.

ほぼ完成→完成

卓が立つ程度には好評。学習塾で遊ばれる事になった。

・誰かが解なしを宣言してから10秒以内に他のプレイヤーが解を見つけられなければ、宣言したプレイヤーの勝ち。

 

#8 家紋めくり

プロトタイプ→ボツ

とにかく確率計算が難しい。胴元が有利な調整をすると楽しさが失われる。一旦廃棄し、アイディアを他に再利用する。

 

#9 九年戦争

プロトタイプ→完成+拡張ルール

好評。2人用に加えて3人用・4人用ルールも生まれた。

・得点札は4〜10の数字をそれぞれ2枚ずつ用いる。

・3人用ルールは10ラウンド制の十年戦争となり、A〜10の札を使う。2人が同じ数字を出したらもう1人が勝つ。Aは「10の札が場に出ていると11の強さになる」。

・4人用ルールは13ラウンド制の十三年戦争。A〜Kの札を使い、ペアを組んで2対2で戦う。相互の相談や通信は無し。チームの合計得点を競う。なお同じ数字の組は1人のプレイヤーが揃えなくてはならない。チームメイト甲と乙がそれぞれ8の札を持っていても+10点にはならない。Aは「Kの札が場に出ていると14の強さになる」。

 

#10 へびすごろく

意外に盛り上がる。相手の尻尾に噛み付く事を「掘る」と呼称していた。

・ダイスの目を見てパスもできる。

・カードは40枚。

 

会合は大成功。プロトタイプを全て完成させた上、どれが面白いかも選抜できた。また色々と作り溜めてテストプレイを行う予定である。皆ありがとう!

1 thought on “2011/9/19テストプレイオフ終了報告

  1. 途中参加でしたが、どのゲームでも楽しませて頂きました。スパ帝、みなさん、ありがとうございました!

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