ギミック倉庫

種の段階に留まっているゲームギミックの案。

 

・狭まる戦場

へびすごろくで用いたギミック。最初は40マスあった盤面が毎ターン1つマスずつ減少し、最後にはかならず一方がもう一方に追いついて決着するという仕組み。ゲーム時間の上限を定めると同時に程よい緊張感をもたらす。他のゲームにも応用できそうである。例えば気候変動によって地球の生存圏が徐々に減って行く中で最終戦争を繰り広げ、最後まで生きていたプレイヤーが勝利とか。

 

・トークンを場から場へ移動

リソース管理ゲームは本質的にリソース移動ゲームである。「木材を消費する」という行為は「木材トークンを手元から廃材置き場に移す」という事である。「要塞を建設する」は「要塞トークンを共有プールから盤上に移動させる」のと同じである。となれば、場から場へトークンが渡り歩く仕組みをゲームにできるはずだ。例えば原材料トークンを工場の最初の工程に置き、作業が成功するごとに次の工程へ移し、最終的に出荷の場に置く。

 

・トークンの場そのものが移動

上のギミックを更に発展させてみよう。茶碗の中にコインが入っている。茶碗を移動させる。隣り合う茶碗から茶碗へコインを移す。つまりトークンの入れ物自体があちこちへ動き回るのである。

 

・板を積み重ねる

まず板を置く。板には3〜4ヶ所丸印がしてあり、そこに円柱を置く。そしてそれらの円柱を支えにしてその上にまた板を置く。その上にも円柱。その上にも板。こうして積み重ねて行って崩したら負け。物理的な遊びである。

 

・5面ダイス

鉛筆を転がす要領で五角柱のダイスを振る。7面、9面、11面、13面なども作れるだろう。底面を半球状にしておけば直立の心配も無い。

 

・劇団バトル座

迷宮に入りモンスターを惨殺する映像を撮影して売る冒険者集団のゲーム。派手な鎧は先行投資。わざとピンチになれば迫力の映像が撮れるぞ。

 

・憲法縛り

プレイヤーはそれぞれ君主になり、「令状無しで自由民を逮捕しない」とか「議会の承認無しに課税しない」とか「他国に先制攻撃を加えない」といった憲法で自らを縛る。規定ターンが経過した時、生存者の中で最も重い縛りを背負っていた君主が優勝。