2〜11人用ポーカーゲーム。「ロンバルディアの王冠」のカードを使う。全員が2枚ずつ手札を持ち、共用のコミュニティカード5枚と組み合わせて役を作る。最も強い役を持っていたプレイヤーが賭け金を総取り。最初にコインが16枚になったプレイヤーの勝ち。なおコインはサプライからも供給されるので、プレイヤーが持つコインの総数は増え続ける。
使う物
- 「騎士」カード1〜11
- 「貴族」カード2〜10
- 「司教」カード4〜8
- 「王子」カード4・6・8
- コインチップ
始め方
- 席順と最初のディーラー(カードを配る役)を決める。
- 全員にコインを8枚ずつ配り、残りをサプライに置く。
遊び方
- 28枚のカードをよく切る。
- 各プレイヤーに2枚ずつ配る。これは本人だけが見る事のできる「ホールカード」である。
- 山札から3枚めくり卓に置く。これは共用の「コミュニティカード」である。
- サプライからコイン1枚を取ってポット(賭け金置き場)に入れる。
- ディーラーの左のプレイヤーから順に、時計回りで1回ずつ手番を行う。できるアクションは以下の3種類:
- コール:所持金からコインを1枚出してポットに入れ、ホールカードのうち1枚を選んで公開する。
- ダブル:所持金からコインを2枚ポットに入れ、サプライからも1枚ポットに入れる。
- フォールド:このラウンドを降りる。次のラウンドまでゲームに参加しない。
- 全員がアクションを終えたら山札からもう2枚めくり、コミュニティカードに追加する。
- フォールドしていないプレイヤー全員のホールカードを公開する。
- それぞれホールカード2枚とコミュニティカード5枚の計7枚から自由に5枚を選び出してポーカーの役を作る。
- 最も強い役を持っていたプレイヤーがポットにある賭け金を総取り。
- ディーラーが左のプレイヤーに移って次のラウンドへ。
- 誰かのコインが16枚になった時点で決着。
- 所持金が足りなければいつでもサプライから借りてよい。
役の作り方
- ポーカーと同じ。ストレートフラッシュ>フォーカード>フルハウス>フラッシュ>ストレート>スリーカード>ツーペア>ワンペア。
- 王子3枚が揃った場合は「ロイヤル」として最強の手。
- 王子2枚はオールマイティ1枚として使える。
- 任意のスートの1〜11になる。司教の1など存在しないカードも可。
- オールマイティ1枚を含めて5枚になる様に選び出す。つまり4枚+王子2枚の計6枚を使う事になる。
- 役の強さが同じである場合、次の方法で勝者を1人にする:
- ワンペア・スリーカード・フォーカードなら数字の大きい方が強い。
- ツーペアは大きい方のペアの数字を比べ、同じなら小さい方を比べる。
- フルハウスはスリーカード部分の数字を比べ、同じならペア部分を比べる。
- ストレート・フラッシュ・ストレートフラッシュは最も大きい数字を比べる。
- 役に含まれる数字も同じであれば、ホールカードのうち数字が大きい方同士を比べる。
- 数字も同じであれば王子>司教>貴族>騎士の優先順位になる。